京都の道は簡単だから難しい
昼休みにちょこっと街まで買い物に出かけました。
買い物を済ませ、三条通を西へ…。
「三条通りがこんなに変わってるとは思わんかったわぁ。」
と、
ひさしぶりに三条を歩いたらしきおばさまたち。
そーやなぁ。
私も来るたびに変わってる気がするわ。
それに昔から三条に、
観光客や修学旅行生ってこんなにいたっけ?
そろそろ東洞院、三条郵便局が見えてきたとき
前を歩く修学旅行生の会話が耳に入ってきました。
「……寺町だね。」
「…この道、服たくさん売ってたし。」
ふーん。
三条通りにも服は売ってるけど、
服見るなら、寺町や新京極のほうがよくないか?
それにもうじき烏丸やのに、こんなとこに何があるんやろ?
「あっ、あそこがカワハラマチじゃない?」
ええっ?
河原町は反対方向やで…。
明らかに間違いなのがわかったので、
一人の肩を叩いて止め、
「河原町はあっち。」
と後ろを指差して教えたところ、
彼女たちの行きたかったのは、四条寺町の近所。
どこかで90度間違ったのね~。
いや、180度か?
京都の町、道は碁盤の目。
地元の人なら、多少迷っても
なんとなくで目的地にたどり着けます。
なので、京都の子は方向音痴が多いとか…。(私の周りだけか?)
でも、
三条が、四条が、河原町が、烏丸が、
どんな道なのか知らない人には、迷路のような作り。
どこ見ても同じように見えるのかも。
地図を反対に持ってる人とか、よく見かけるもん。
京都で迷うみなさん。
まずは、お天気のいい昼間に道を覚えましょう。
「京都の南側に山がない」
なんて覚えても、場所によっては見えません。
一番頼りになるのは、「太陽」です。
時間と太陽の場所で地図の北を確認して歩きましょうね。
関連記事