京都の道は簡単だから難しい

ねこた

2007年05月31日 16:25

昼休みにちょこっと街まで買い物に出かけました。
買い物を済ませ、三条通を西へ…。

「三条通りがこんなに変わってるとは思わんかったわぁ。」
と、
ひさしぶりに三条を歩いたらしきおばさまたち。

そーやなぁ。
私も来るたびに変わってる気がするわ。

それに昔から三条に、
観光客や修学旅行生ってこんなにいたっけ?


そろそろ東洞院、三条郵便局が見えてきたとき
前を歩く修学旅行生の会話が耳に入ってきました。

「……寺町だね。」
「…この道、服たくさん売ってたし。」


ふーん。
三条通りにも服は売ってるけど、
服見るなら、寺町や新京極のほうがよくないか?
それにもうじき烏丸やのに、こんなとこに何があるんやろ?


「あっ、あそこがカワハラマチじゃない?」

ええっ?
河原町は反対方向やで…。


明らかに間違いなのがわかったので、
一人の肩を叩いて止め、
「河原町はあっち。」
と後ろを指差して教えたところ、
彼女たちの行きたかったのは、四条寺町の近所。
どこかで90度間違ったのね~。
いや、180度か?



京都の町、道は碁盤の目。
地元の人なら、多少迷っても
なんとなくで目的地にたどり着けます。
なので、京都の子は方向音痴が多いとか…。(私の周りだけか?)

でも、
三条が、四条が、河原町が、烏丸が、
どんな道なのか知らない人には、迷路のような作り。
どこ見ても同じように見えるのかも。

地図を反対に持ってる人とか、よく見かけるもん。

京都で迷うみなさん。
まずは、お天気のいい昼間に道を覚えましょう。

「京都の南側に山がない」
なんて覚えても、場所によっては見えません。
一番頼りになるのは、「太陽」です。
時間と太陽の場所で地図の北を確認して歩きましょうね。

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